青森に行ったときに絶対に立ち寄ってほしいラーメン屋が「長尾中華そば」というお店です。
青森のラーメン文化を代表する存在で、特に煮干しラーメン好きなら一度は食べたいと言われる名店で、青森に住んでいる人ならだれもが知っているお店です。
今回は青森駅から徒歩すぐの「青森駅前店」に行って、最強濃度の「ごぐえぎ」と名物の「にぼめしセット」を注文してみました。
この記事では、そんな長尾体験をそのままレポートしてお届けします。
長尾中華そばとは?
「長尾中華そば」は、青森市出身の店主・長尾大さんが立ち上げた人気ラーメン店です。津軽地方に根づく「煮干し文化」を土台にしながら、スープの濃さや煮干しの使い方、出汁の深さを追求した一杯でラーメンファンの心をつかんでいるようです。
青森県に5店舗、東京神田や仙台などにも店舗があるお店です。自分自身が青森に住んでいたころからありましたが、行ったことがなかったのでずっと行ってみたかったお店です。
青森といえばの煮干しラーメンですが、長尾中華そばでは煮干しの濃さによって多くのメニューがあります。
- あっさり
- あっこく
- こく煮干し
- ごぐえぎ
といったように、初心者から超ヘビー層まで楽しめる構成になっています。せっかく来たからには「ごぐえぎ」を食べるのがおすすめです!
青森駅前店に行ってみた

項目 | 内容 |
---|---|
店名 | 長尾中華そば 青森駅前店 |
所在地 | 青森県青森市柳川1丁目2-3 青森駅ビル ラビナ1F |
営業時間 | 10:00~21:00(L.O. 20:30) |
定休日 | 不定休(ラビナに準ずる) |
席数 | カウンター・テーブルあり(1人でも入りやすい) |
アクセス | JR青森駅直結・徒歩1分未満 |
青森駅前店は、JR青森駅の東口から徒歩2〜3分ほどで行くことができます。店舗は外観がシンプルで比較的コンパクトなので見逃しそうですが「長尾中華そば」の看板があります。

店頭に券売機があり、食券を購入するスタイルです。現金はもちろんですが、クレジットカードや交通系IC、iDやQUICPay、バーコード決済(d払い、Paypay、楽天Pay、auPayなど)も利用することができます。

店内にはカウンター席があり、全部で10席もないくらいだと思います。午前7時から営業していますが、今回は8時30分頃に行きました。祝日のタイミングだったためか店内にはお客さんはおらず、自分たちだけでした。
そのあと5分に1人ペースくらいで、男性客が入ってきました。
「ごくえぎ」実食レポ

まず紹介するのは「ごぐえぎ」。見た目は濃厚そうなスープです。まったく透き通っておらず濃い茶色に少し灰がかったようなビジュアルで、湯気からすでに煮干しの濃密な香りがします。
スープを飲んでみると「煮干しの抽出液」とでも呼びたくなるほど濃い煮干し味です!
本当に濃厚な煮干しの香りでめちゃくちゃ美味しいです。

麺は手打麺、中太麺、細麺、ちぢれ麺から選ぶことができますが、どの麺を入れても美味しそうです。
チャーシューも2枚入りで、青森県産ガーリックポークと皮付きバラ肉を低温調理でじっくりと仕上げた2種類のチャーシューを食べることができます。どちらも脂がじゅわっと溶ける柔らかさで、かなりうまいです。
濃厚な味ですが、青森出身の自分にとっては慣れ親しんだ味です!
「にぼめしセット」実食レポ

次に紹介するのは「にぼめしセット」です。
これは、煮干しラーメン+白ごはん+ひきわり納豆のセットです。
ラーメンは「ごぐえぎ」よりも、ほんの少し透明感のある色味です。味玉、海苔、チャーシューなどが乗っかっています。煮干しの風味はきっちり立っていますが、「ごぐえぎ」と比べると醤油ベースの普通のラーメンのスープ感がありました。個人的には少ししょっぱかったです。

にぼめしセットのポイントは、納豆をご飯にのせ、そこにスープを少しかけて食べるという異色の組み合わせ。納豆なんて合うのか?という感じですが、どうなのか。
ご飯は店内の炊飯器から自分で盛ることができます。そして納豆を入れてスープをかけて実食。



これが、びっくりするほど合う。
納豆のねばりにスープの旨味が重なり、ご飯がすすむすすむ。ひきわり納豆はにおいがすごいので心配でしたが、煮干しとめっちゃ合っていました!

このセットも長尾を楽しむなら食べてみてほしいです!
メニューの種類
長尾中華そばの魅力は、スープの濃さ・種類が選べること。
レベル | 特徴 |
---|---|
あっさり | 煮干し出汁系清湯。万人向けの優しい味 |
あっこく | バランス型 |
こく煮干し | 煮干しの旨味を全面に押し出した人気定番 |
ごぐえぎ | かなり濃いめ。煮干し大好きな人に |
「にぼめしセット」もラーメンの種類を選べるので、気分や同行者に合わせて頼み分けできるのが嬉しいところ。
まとめ
長尾中華そばの魅力は、単に「濃い煮干し」ではない。スープ、麺、具、そしてご飯まで、どれも丁寧に作られており、青森の食文化を体験することができます。
ここのお店は駅前という立地も含め、旅のスタートにも、最後のしめにも最適だと思います。
青森県に行く予定がなくても東京や仙台、大船で食べることができるので気になるから多はぜひ行ってみてください!
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