青森と北海道・函館を結ぶ津軽海峡フェリー。
今回は、実際に「ブルードルフィン」に乗船し、青森港10:15発 → 函館港13:55着の11便を体験してきました!
この記事では、予約方法から乗船の流れ、船内設備、料金の違い、乗ってみた感想まで、初めてフェリーに乗る方にもわかりやすく紹介します。
ぜひフェリー旅の参考にしてください!
津軽海峡フェリーとは?

津軽海峡フェリーは、青森~函館、大間~函館などを結ぶ大型フェリーを運航しています。青森市に住んでいた自分ですら、修学旅行に行ったときに乗ったきりで、現在は函館に行くには北海道新幹線を利用する人が多いでしょう。
私が乗った「ブルードルフィン」は、旅客定員583名、全長約144mの大型船。青森港から函館港の片道の所要時間は約3時間40分で、快適な船旅を楽しめます。
全船に無料Wi-Fiが完備されており、車やバイク、自転車も一緒に運べるので、自分の愛車で北海道ツーリングやドライブ旅にもぴったりです。
チケット予約と乗り場情報|インターネット予約が便利!
予約の方法はいくつかありますが、基本的にはインターネットでの事前予約が便利です。
インターネット予約
【受付期間】乗船日の3ヶ月前9:00~2日前23:59まで
【支払い方法】コンビニ支払(5日前まで)、クレジットカード支払(2日前まで)
【料金】今回はビューシート利用で2人で8,340円(C期間料金+WEB割引)
公式サイトから24時間いつでも予約でき、事前支払いを済ませればスマートチェックインが使えて乗船がとてもスムーズでした!スマートチェックインについては後ほど紹介します!
青森フェリーターミナル
【住所】青森県青森市沖館2丁目12番1号
【設備】待合室、売店(SEAちゃん青森店)、コインロッカー、授乳室、インターネットブースなど
ちなみにこの場所ですが、個人的には青森駅の近くだと思っていたのですが、全然違っていました。青森駅からタクシーに乗り大体10分くらいかかるので、移動の際は要注意です。
ターミナルも広く、売店ではお弁当や青森土産も購入できて、出航前の待ち時間も快適に過ごせます。
乗船当日の流れ|徒歩乗船の場合
私の場合は「徒歩乗船+ビューシート利用」だったので、以下の流れでした。
- スマートチェックイン機で発券(ターミナル入口付近)
- ターミナル3階搭乗口へ移動(出航15分前まで)
- ボーディングブリッジを通って乗船
- 船内案内に従って客室へ
徒歩乗船はとてもスムーズで、出航15分前には搭乗口へ行く必要がありますが、特に混雑もなく快適でした!
まずはフェリーターミナルに入って、カウンター横のスマートチェックインの機械を利用します。

この機械に情報を入力することですぐにチケットが発券されます。かなり簡単に発券できるので30秒くらいでできちゃいます!

発券した後は待合室で待機します。15分前に乗船できるようになるまで、待機した後に改札を通って乗船します。

船内設備と過ごし方|快適なビューシート
ブルードルフィン船内は、ホテルのような清潔感ある空間。今回利用したビューシートは、進行方向に向かって座れるリクライニングシート席で、窓から海を眺めながらゆったり過ごすことができました。
ビューシートは船内の先頭部分に位置しており、客室は仕切られています。

内部に入ると、ソファー席は2つ並びのシートで並んでいます。前列と後列の2列のシートが並んでいます。今回はなんとど真ん中の席でした!


このシートはめちゃくちゃリクライニングができるので、ガチで寝たい人にもおすすめです。
船内には以下の設備もあります:
- 無料Wi-Fi(速度は微妙、、、、)
- シャワールーム(男女別)
- キッズルーム、ゲームコーナー
- オートショップ(自販機コーナー)
- 売店(お土産・飲み物・軽食)
- ドッグルーム(ペット連れ可)
売店では「シャイニーアップルジュース」や青森限定のお菓子もあり、旅気分が高まります!


料金の違いと船の種類について解説!
津軽海峡フェリーでは、時期や客室グレードによって運賃が変わります。
また、同じ「青森~函館」航路でも、運航する船によって船内の雰囲気が少し違うのもポイントです。
旅客運賃(大人料金)|2025年版
客室タイプ | A期間(通常期) | B期間(やや繁忙期) | C期間(GWなど繁忙期) |
---|---|---|---|
スイート | 5,630円 | 6,880円 | 7,830円 |
コンフォート/コンフォートシングル | 3,950円 | 4,790円 | 5,420円 |
ビューシート (今回利用) | 3,400円 | 4,100円 | 4,630円 |
スタンダード | 2,860円 | 3,420円 | 3,850円 |
(※小児は大人運賃の半額)2025年4月時点の価格です
客室グレードの違い
グレード | 特徴 |
---|---|
スイート | 完全個室。ベッド、シャワー、トイレ完備の贅沢仕様。 |
コンフォート | 少人数向け。ソファーマットレス+TV付き。 |
コンフォートシングル | 1人用個室(ブルーマーメイドのみ)。 |
ビューシート | リクライニングできる窓向きシート。海を眺めながら過ごせる。 |
スタンダード | 相部屋。リーズナブルでコスパ重視向け。 |
➡ 移動中もリラックスしたい人は「ビューシート」以上がおすすめです!
船の種類
船名 | 特徴 |
---|---|
ブルードルフィン | 明るくカジュアル。ドッグルームも充実。 |
ブルールミナス | 穏やかで洗練されたインテリア。 |
ブルーハピネス | 「幸せ」をテーマに家族向け設備も充実。 |
ブルーマーメイド(室蘭-青森) | 一人旅向け「コンフォートシングル」あり。 |
それぞれ無料Wi-Fi、売店、キッズスペースなどの基本設備は揃っていますが、細かな雰囲気や客室タイプが少しずつ違うので、次回は違う船にも乗ってみたくなりました!
実際に乗ってみた感想

今回乗船した日はあいにくの天候で、波は比較的大きかったと思われます。ビューシートはリクライニングでき、仮眠にもぴったりで1時間半くらい寝てしまいました。
ビューシートでは全然揺れも感じなかったので、いろいろ散策してみましたが、通常の場所は揺れを感じやすかったです。まっすぐ歩けなくらいには揺れていましたが、場所などの関係もあるかもしれません。
青森湾を抜けて津軽海峡に入るとちょっと揺れを感じます。
館内放送は爆音なので、行きと帰りのアナウンスはびっくりします。
ですが、フェリー旅ならではの「移動そのものを楽しむ時間」が、本当に心地よかったです!
津軽海峡フェリーを使ってよかったポイントまとめ
- 車なしでも身軽に旅できる
- 移動時間をリラックスタイムにできる
- 船内で食事・仮眠・読書など自由に過ごせる
- 到着後すぐに函館観光をスタートできる
注意点・事前に知っておきたいこと
- 繁忙期は早めの予約必須!
- 船内は冷えやすいので羽織るものがあると安心
- 乗船30分前にはターミナル到着が推奨
また、スマートチェックインは支払い完了している人のみ利用できるので、予約時に確認しておきましょう!
まとめ
青森から函館への移動手段として、津軽海峡フェリーはとても魅力的でした。時間に追われず、海を眺めながらゆったりと過ごす贅沢なひととき。
次回は車を積んで、北海道をもっと広く旅してみたいと思います!
これからフェリー旅を考えている方も、津軽海峡フェリーで素敵な時間を過ごしてください!
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